もしかしたら、既に過去に書いているかもしれないけど、図書館で書架を通りかかったときにたまたまあったので借りて読みました。

思春期の娘と失踪した夫と、妻子ある男性との関係に、細かな感情の動きが独特の表現で繰り広げられるお話し。

特に失踪した夫への感情が微妙で、それを「ついてくるもの」(幽霊?自分の感情の分身?)との語らい、やり取りで展開される。

真鶴ってどこだっけ。
思わず行ってみたくなる不思議な舞台になっている。

ついてくるもの、自分にもほしいと思う。
いつものようにちょっと寂しい気持ちになります。

真鶴 文藝春秋 

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