ひとを<嫌う>ということ
2009年6月20日 読書書評を見て興味を持て読んでみました。
確かに、一目惚れと言うことは日常あまりないにしても、人目嫌いというか、電車の中であれどこであれ、見ず知らずの他人にほとんど理由もなく「嫌い」と思うことがよくあります。
その理由について、あまり深く考えていませんでしたが、自分がその人を嫌いだと思う理由のほとんどは、自己防衛のための思いこみであることがわかりました。
また、それほど簡単に他人を嫌うのだから、自分も同様にあらゆる人から「特に理由もなく」嫌われていると言う指摘は言われてみれば当然のことでした。
嫌いの八つの原因は参考になります。
1.相手が自分の期待に応えてくれないこと
2.相手が現在あるいは将来の自分に危害(損失)を加える恐れがあること
3.相手に対する嫉妬
4.相手に対する軽蔑
5.相手が自分を「軽蔑している」という感じがすること
6.相手が自分を「嫌っている」という感じがすること
7.相手に対する絶対的無関心
8.相手に対する生理的・観念的な拒絶反応
これらは段階的に進んでいきますが、大切なのは嫌いは好きと同様自然な感情であって、無理に否定する必要は無いと言うことです。
嫌いということをじっくり考えてみることは、ゆとりができたように感じますよ!
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ひとを<嫌う>ということ 中島義道 角川書店
確かに、一目惚れと言うことは日常あまりないにしても、人目嫌いというか、電車の中であれどこであれ、見ず知らずの他人にほとんど理由もなく「嫌い」と思うことがよくあります。
その理由について、あまり深く考えていませんでしたが、自分がその人を嫌いだと思う理由のほとんどは、自己防衛のための思いこみであることがわかりました。
また、それほど簡単に他人を嫌うのだから、自分も同様にあらゆる人から「特に理由もなく」嫌われていると言う指摘は言われてみれば当然のことでした。
嫌いの八つの原因は参考になります。
1.相手が自分の期待に応えてくれないこと
2.相手が現在あるいは将来の自分に危害(損失)を加える恐れがあること
3.相手に対する嫉妬
4.相手に対する軽蔑
5.相手が自分を「軽蔑している」という感じがすること
6.相手が自分を「嫌っている」という感じがすること
7.相手に対する絶対的無関心
8.相手に対する生理的・観念的な拒絶反応
これらは段階的に進んでいきますが、大切なのは嫌いは好きと同様自然な感情であって、無理に否定する必要は無いと言うことです。
嫌いということをじっくり考えてみることは、ゆとりができたように感じますよ!
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ひとを<嫌う>ということ 中島義道 角川書店
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