かなり以前にメルマガで見て興味を持ち、そのうち読んでみようとパソコン内にメモっていて忘れていました。

偶然発見して図書館で検索してみると、蔵書にあったので借りて読みました。

悪口、それは自分の弱さの裏返しと言うことがよくわかります。
自慢されて腹が立つのは他人を褒めなきゃ行けないから。褒めているのに「いやいや、それほどでも」って謙遜されると、「やっぱりすごいことだ」とさらに褒めなければならず、一層腹が立つなど、そうそうよくわかる〜って事が多いです。

著者も自分の性格をさらけ出して書いているので読んでいて楽しいです。

しかし、それ以上に、読み進むにつれてやはり自分の性格の悪さをあらためて思い知らされます。

ISBN:416722805X 文庫 酒井 順子 文藝春秋 1999/08 ¥510

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